アメリカン航空、ラスベガスに臨時便 ロス線の機材大型化も計画

2024.09.30 16:35

来夏から羽田/ロサンゼルス線に投入予定のB787-9型

 アメリカン航空(AA)は25年1月、成田/ラスベガス間に臨時便を運航する。ラスベガスで開催される世界最大級のテクノロジー見本市「CES(コンシューマー・エレクトロニクス・ショー)2025」の開催に合わせた運航。期間は成田発が1月4~12日、ラスベガス発が1月3~11日で、1日1往復となる。

 25年夏期スケジュールでは、羽田/ロサンゼルス線の全便で機材を大型化する計画だ。カリフォルニア州は、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手の活躍や、アナハイムのディズニーランド・リゾートでの新アトラクションやホテルの開業が続き、日本からの旅行者が顕著に回復している。ロサンゼルス線は、共同事業を展開する日本航空(JL)の運航便も合わせると、羽田・成田・関西で計1日5便を現在運航中。自社便の供給量を増やして需要に対応する。

 アメリカン航空は今年6月、羽田/ニューヨーク線を再開した。コードシェアを行うJLの既存便と合わせて1日3便体制に拡充した。これら米本土線の増強は、日本からビジネス・観光の両面で需要が高まりつつある中南米方面へのアクセス向上にもつながる。

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