おかげ横丁デジタル絵地図に防災情報 2言語対応 混雑状況も

2024.09.30 00:00

AED設置場所も表示

 イラストデジタルマップを運営するStroly(ストローリー)は、三重県伊勢市のおかげ横丁デジタル絵地図に防災情報を追加し、多言語対応に改良した。絵地図はおかげ横丁を運営する伊勢福が制作した地図をデジタル化したもので、年間約21万4000人の観光客が利用しているという。

 訪日外国人旅行者が災害に遭うケースも想定し、自動体外式除細動器(AED)設置場所や救護室、災害発生時の一時避難場所といった防災情報を、視認しやすいイラストアイコンなどで追加した。さらにマップ上の全情報を日本語と英語の2言語対応とした。

 伊勢名物の赤福や伊勢うどんの店舗、総合案内所、トイレなどが描かれた従来の絵地図上に、自分や友達の位置情報がマッピングされる。スポットごとのイベント情報やリアルタイムの混雑状況も表示する。