白馬村、JSTS-D国際認証取得 村長ら幹部が研修合格 競争力向上に期待
2024.09.23 00:00
長野県白馬村はこのほど、「日本版持続可能な観光ガイドライン(JSTS-D)」の国際認証版ロゴマークを取得した。国際認証版は観光庁が新たに6月に導入した。
観光庁は20年6月、自治体やDMOが持続可能な観光地マネジメントを行うことができるよう、国際基準に準拠したJSTS-Dを開発。9月現在、日本国内の37地域が認証を取得している。今年6月には国際認証版ロゴマークを導入し、JSTS-D、グリーン・デスティネーションズ、ベスト・ツーリズム・ビレッジの認証や表彰を受けている地域を対象に付与している。
観光庁によると16地域が国際認証版を取得済み。いち早く取得した白馬村では、取得に必要なレポート提出のほか、丸山俊郎村長をはじめ職員4人がプログラムの研修に合格した。
白馬村は「まちの持続可能な観光地づくりの取り組みを地域内外に明示できる大変意義のある認証」と受け止め、今後の地域ブランディングの向上と国際競争力の強化に期待を寄せている。
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