2024年9月22日 12:00 AM
日本は先進国、東南アジアは途上国。これまでのそんな分類とパワーバランスは、経済面で新興国の勢いが増すなか、大きく変化しています。観光面もしかり。「彼らに対し、途上国という考えは不要」というエクスペディアグループのマイケル・ダイクス氏の指摘が的確に表しています。日本はもはや世界の古都といった指摘もあるなか、日本が抱く自画像と世界の認識の乖離を真正面から受け止めなければなりません。とにもかくにも、日本人が海外旅行に出かけ、世界を見ることに尽きるのですが。
【特集】
*東南アジアに熱視線
変わる日本の立ち位置
将来的な人口増加と経済拡大が見込める東南アジアは日本の観光産業を左右する成長市場だ。しかし、日本がこの需要を取り込むには、従来のような対途上国の発想は捨てなければならない。東南アジアに注がれる熱視線と日本の立ち位置の変化について考える。
▽憧れでなくなった日本
▽熱量の格差
井門隆夫(國學院大學観光まちづくり学部教授)
▽中流意識と旅行志向
中村好明(日本インバウンド連合会理事長)
▽デジタルリテラシー格差
荒木篤実(パクサヴィア創業パートナー)
注目の事例
*ネットゼロを目指すグリーンジャーニーの挑戦
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注目のニュース
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葛飾区無償化で修学旅行に追い風
免税売上高、すでに23年超え
誌上セミナー
*今日からできる120%予算達成術
『退職者を減らす経営』
コラム
*視座 最明仁(日本観光振興協会理事長)
*観光学の扉 鮫島卓
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