Z世代は旅行もタイパ重視 SNSで見てすぐ出発 行動は迅速
2024.09.16 00:00
スカイスキャナージャパンが実施した調査で、Z 世代が旅行に関して“タイパ”を重視する迅速な行動を取っている傾向が見えてきた。旅行のきっかけはSNSの投稿を見たことが最多で、行くと決めたらすぐに航空券を購入している。Z世代における旅行のトレンドを探るため、日本の18~25歳の1000人をサンプルとして調査した。
今年、旅行に行った、もしくは行く予定があるとした316人に旅先を決めるきっかけを聞いたところ、42%がSNSの投稿で、家族や友人との会話(38%)を上回りトップだった。Z 世代では旅先を決める判断基準として、リアルの会話よりSNS上のデータの方が重要になっていると分析する。
旅行を決意したZ世代たちはその後の行動も迅速で、25%が出発1週間前より間際に航空券を購入した経験があると回答した。旅行の準備も効率よく進めている傾向が見られる。
旅行計画全体も効率よく、26%が出発の1週間前から直前で計画したと答えている。SNSで見つけた魅力的な目的地にすぐに反応し、迅速に行動に移す世代の特徴を反映している。旅先で求めていることは、そこでしか撮れない写真を撮る(40%)、リラックスしてくつろぐ(37%)が上位だった。
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