2024年9月16日 12:00 AM
東京商工リサーチ(TSR)の調べによると、負債額1000万円以上の旅行業者の倒産は8月に発生せず、23年3月以来、17カ月ぶりにゼロとなった。
今年1月以降、旅行業の倒産件数は月1~2件と低水準で推移してきた。昨年5月に新型コロナウイルスが5類感染症に移行して規制が解かれ、旅行需要が急速に回復し、業績が上向いている。TSRは「旅行業の倒産は小康状態を保っている」とする。
宿泊業も8月の倒産は3件にとどまり、今年に入り最少だった。4月に11件、7月に12件発生し、少ない月で4件で推移していた。8月の倒産理由は、赤字累積と販売不振で、新型コロナ関連倒産には分類されない。
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