オーバーツーリズム抑制へ新規32事業 観光庁が採択 混雑の可視化など
2024.09.16 00:00
観光庁は「オーバーツーリズムの未然防止・抑制による持続可能な観光推進事業」で、支援対象に新たに32件を採択した。1次と2次公募で主に採択した先駆モデル地域に続き、3次公募の今回は、自治体や観光事業者が個別の課題に対応する事業に絞った。
申請主体の6社が交通事業者で、乗り場の改良やデジタルサイネージの設置などで混雑解消を進める。中部国際空港会社はオフエアポート・チェックイン推進プロジェクトが採択された。搭乗客の手荷物を都心部主要駅で預かり、空港での手続きを簡略化する。
そのほか、複数の地域がICTを活用したごみ箱の設置を進める。直島の訪日客の大型手荷物対策も採択された。
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