2024年9月15日 12:00 AM
7月に佐渡島の金山が世界文化遺産に登録され、現地では観光波及効果へ期待の声が上がります。一方で懸念されるのは一時的な観光客の急激な増加とその後の減少。過去に多くの世界遺産登録地域が直面してきた課題です。本来、人類共通のかけがえのない財産として将来の世代に引き継いでいくべき宝物が世界遺産。観光振興を直接的な目的とするものではないだけに世界遺産をコンテンツとして扱うツーリズムのあり方が問われます。そこで特集ではあらためて世界遺産のいろはについて学びました。
【特集】
*いまこそ知りたい世界遺産
持続可能なツーリズムのために
世界遺産は現在、200近い国々で合計1200件以上が登録されている。7月には「佐渡島の金山」の世界文化遺産登録が決まり、日本の世界遺産数も26件まで増えた。しかし世界遺産条約が採択されて半世紀。抱える課題も少なくない。
▽世界遺産とは何か
▽世界遺産とツーリズム
吉田正人(筑波大学名誉教授)
井出明(金沢大学国際基幹教育院教授)
高山傑(JARTA代表理事/スピリット・オブ・ジャパン・トラベル代表取締役)
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