2024年9月8日 12:00 AM
これほど魅力と成長のポテンシャルがあるのに。恐らくクルーズ旅行の販売に長年携わる誰しもが抱いてきた思いではないでしょうか。米国では旅行のトップ商材であっても、日本でその存在は控えめ。外国船社が運航するクルーズ客船はこの10年で増えましたが、日本船社に限ればわずか数隻で身近な存在ではなかったといえます。しかし、そんな状況が変わる日がついにやって来るかもしれません。売り手こそ、ブームに乗るのではなく、つくり出す気概で向こう数年の好機を捉えてほしいと思います。
【特集】
*来たれ!クルーズブーム
日本船建造ラッシュをてこに
商船三井クルーズが12月に予定する「MITSUI OCEAN FUJI」の就航後、日本船社による新造船のデビューが相次ぐ。郵船クルーズの飛鳥Ⅲやオリエンタルランドの大型客船も加わる数年後、日本船は大幅に増え、長年の2~3隻体制に終止符が打たれる。その時、クルーズはメジャーな旅行商材になり得ているだろうか。
▽潮目変える日本船建造ラッシュ
▽日本船増加が意味するもの
松浦賢太郎(クルーズのゆたか倶楽部代表取締役)
▽売り手の裾野は広がるか
小林敦(クルーズプラネット代表取締役社長)
▽寄港地との共存
児島得正(バイキング・クルーズ・コマーシャル・ディレクター)
論文
*旅行会社の組織とはどうあるべきか
松宮英範(MATCH代表取締役)
注目のニュース
観光庁概算要求、コロナ前届かず
訪日客、過去最速で2000万人到達
観光客の歓迎度、全域と居住地に差
外客数、羽田・福岡が1.5倍
誌上セミナー
*海外の観光地域づくり
『アンロック・ザ・ブロック』
コラム
*視座 永山久徳(下電ホテルグループ代表)
*SCRAP ニュースに見る海外の旅行ビジネストレンド 平尾政彦
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*ビジネスパーソンの日々雑感 鎌田由美子
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