宮島にスマートごみ箱 マナーや分別の啓発も
2024.09.02 00:00
廿日市市は世界遺産の宮島で、IoTスマートごみ箱「SmaGO(スマゴ)」を活用したごみ対策を行っている。観光客の急増に伴うごみのポイ捨てや置き捨て、テイクアウト飲料の大量の飲み残しの処理が課題となっていた。環境省のモデル事業に採択され、11月15日まで実施する。
多くの観光客が往来する宮島口旅客ターミナル施設と表参道商店街に設置した。スマゴは満杯になると自動的にごみを圧縮する仕組みで、ごみ箱の大きさの約5倍のごみを堆積できる。商店街のTOTO宮島おもてなしトイレには、国内初となる飲み残し専用BOX が設置された。
ごみの分別やリサイクルに関する情報をデジタルサイネージで発信し、マナーや分別の啓発にも取り組む。
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