観光業の求人・検索が過去最高 インディード調査 訪日関連も急増
2024.08.26 00:00
インディードジャパンの調査によると、夏の観光シーズンに向けて観光業に関する求人が増えている。同社が運営する求人検索サイト上で上半期(1~6月)は100万件当たりの求人数が4498人となり、19年以降の各年同期比で過去最高を記録した。
前年同期比では5.3%増とわずかながら、19年同期比で4.9%増となっていることから、観光業に関する求人はコロナ禍前の水準まで回復したとしている。
月間訪日客数が過去最高を記録するなか、観光業のうち訪日客対応を想定したインバウンドに関する求人割合は、前年同期比20.9%増(同778人)に増えた。19年同期比では14.2%減とコロナ禍前の水準には回復していないものの、訪日客数の回復とともに求人も増加傾向にある。
観光業に関する仕事検索の割合も、求人割合と同様に19年以降では過去最高。19年同期比では11.2%増に増えており、求職者の観光業に関する仕事への関心はコロナ禍前の水準に回復していると見ている。
インバウンドの仕事検索割合も増え前年同期比43.5%増。19年同期比では1.2%減だが、訪日客の増加とともに仕事への関心も増していると分析している。
カテゴリ#観光・旅行業経営#新着記事
キーワード#インバウンド#新着記事
週刊トラベルジャーナル最新号
アクセスランキング
Ranking
-
箱根でロボット案内の実証実験 訪日客増でスタッフ確保に課題
-
来たれ!クルーズブーム 日本船建造ラッシュをてこに
-
「成長はリスクを取ってこそ」 カブクスタイル砂田CEO、HafHで第2ステージへ
-
HIS、旅行業の社内カンパニー設置 持ち株会社制移行を見据え
-
主要旅行業者の6月取扱額、国内・訪日が19年比8割回復 募集型との差大きく
-
高騰する米大学の授業料
-
HIS、コンテナホテルに出資 株式20%取得 地方への誘客拡大
-
交通空白解消へ概算要求274億円 ライドシェアで地域と観光の足を確保
-
ヤマト営業所で手荷物預かり 難波に自動搬送型の保管システム
-
産官学連携ツアーで完売目指す 阪急・日大・三島市 マネタイズのモデルを提言へ