免税購買客、6月は過去最多の57.9万人 上半期の売上高初の3000億円台
2024.08.12 00:00
日本百貨店協会によると、加盟する87店舗の6月の訪日外国人購買客数が前年同月比92.3%増と約2倍に増え、過去最多の57万9000人を記録した。免税総売上高は135.5%増の661億2000万円。客数の増加に加え、1人当たり購買単価が22.5%増の11万4000円となり、大幅なプラス成長につながった。
売上高は過去最高額を更新した5月(718億円)に次いで2番目に高い。1~6月の累計は前年同期比162.2%増の3344億円で、上半期として初めて3000億円を突破した。
6月の売上高を費目別に見ると、ラグジュアリーブランドや宝飾品など一般物品が140.9%増の577億円。化粧品・食料品など消耗品は104.4%増の84億2000万円だった。
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