広島県、冷たい温泉へ誘客 冷鉱泉の多さに着目

2024.08.05 00:00

連携する施設の1つ、湯来ロッジ

 広島県は、暑い夏に冷たい温泉を楽しむ魅力を味わってもらおうと、「広島の夏温泉」キャンペーンを開始した。環境省の22年度温泉利用状況調査によると、広島県は源泉25度未満の冷鉱泉の源泉数が日本一。冷鉱泉は低温ながら温泉法上で認められている。冷たい温泉を源泉かけ流しで楽しめる県内6カ所の温浴施設と連携し、夏温泉の魅力を訴求する。

 廿日市市の元湯小瀬川温泉、広島市佐伯区の湯来ロッジなど冷鉱泉6カ所を巡り、県が運営するSNS「日刊わしら」に投稿すると、キャンペーンに参加できる。利用施設数に応じて称号が与えられ、すべて制覇すると「広島夏温泉大使」の認定書が授与される。

 1施設のみの訪問でも抽選で10人にオリジナルTシャツが当たる。キャンペーンは9月末まで。

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