5月の百貨店免税売上高、718億円で最高額更新 労働節で中国人客増
2024.07.15 00:00
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日本百貨店協会によると、加盟する87店舗の5月の訪日外国人免税売上高は前年同月比231.2%増の約718億7000万円となった。3カ月連続で過去最高額を更新。月を追うごとに約100億円ずつ積み上がっている。
購買客数が133.3%増の約56万6000人と2カ月連続で50万人台を記録したうえ、1人当たりの購買単価が42.0%増えて約12万6000円となり、総売上高を押し上げた。特にけん引したのが中国市場で、5月1~5日の労働節休暇の影響で購買客数と売上高が大幅に伸びた。
売上高を費目別に見ると、ラグジュアリーブランドや宝飾品など一般物品は243.4%増の約636億7000万円。化粧品・食料品など消耗品は159.8%増の約82億円だった。
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