2024年6月17日 12:00 AM
カリフォルニア観光局が今春、新たなブランディング戦略をスタートさせた。テーマは「最高のプレイグラウンド」。多彩なアクティビティーや体験、新しいことに挑戦できる環境が整うカリフォルニアは、誰もが楽しみを見つけ満足感を得られるデスティネーションであることをアピールしていく。
カリフォルニア観光局は「遊び」は健康や幸せな生活に不可欠で、人によって充実感や喜びを得る内容が異なり、8つのプレイスタイルに分けられることに着目。興味深いものや体験を集めて楽しむコレクター、何かを創造し機能させることに喜びを感じるアーティストのほか、ムーバー、ジョーカー、エクスプローラー、ディレクター、ストーリーテラー、コンペティターに分類。グローバルキャンペーン「Let’s Play」では、カリフォルニアならではの遊び心あふれるライフスタイルとバラエティーに富んだ体験を紹介し、各スタイルでカリフォルニアを楽しめるよう提案していく。
カリフォルニアは日本の約1.1倍の面積を誇り、年間を通して温暖で日照時間も長いため屋外での活動がしやすい。州内にはヨセミテやジョシュアツリーなど9つの国立公園が点在し、ハイキングやサイクリング、キャンプなどのアクティビティーを通してダイナミックな自然を体験できる。どこまでも続く海岸線といくつものビーチはサーフィンやピクニック、野生動物との出会いなど、目的によってその選択肢も豊富。多様な州の人口構成は地域の文化や芸術、料理にも反映され、変化に富んだ地形は豊かで新鮮な食材をもたらし、産地直送の素材を使うファーム・トゥ・テーブルの食文化を育んだ。ナパやソノマといった世界的なワイナリーはもちろん、州内に1000軒を超えるクラフトビール醸造所巡りも人気だ。
ロサンゼルスやサンフランシスコといった都市部に目を向ければ、洗練されたシティライフ、街角のショップや市場から、高級ブティックやアウトレットまで多彩なショッピング、美術館や劇場といった文化施設が目を引き、スパやヨガなどウエルネスも充実。ディズニーランドやユニバーサル・スタジオなどのテーマパークに熱狂し、日本人選手も活躍する大リーグやバスケットボールなどのプロスポーツを観戦すれば、その迫力と熱気に圧倒されるだろう。
こういったカリフォルニアの魅力や観光素材を紹介するオンライン・トレーニングプログラム「カリフォルニア・スター」(star.visitcalifornia.com[1])も開設。フォトライブラリーやデジタル版ガイドブック、サンプルアイテナリーなども掲載される。
まずは同観光局公式サイト(visitcalifornia.com[2])でプレイスタイルを知り、「最高のプレイグラウンド」カリフォルニアへ。
カリフォルニア観光局
visitcalifornia.com/jp[4]
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