2024年5月13日 12:00 AM
バイキング・クルーズが運航するクルーズ客船「バイキング・オリオン」が4月24日、東京国際クルーズターミナルに寄港した。オリオンは17年に就航し、4万8000総トン、乗客定員930人のラグジュアリークラスの客船。同社は日本市場の開拓に乗り出しており、児島得正コマーシャル・ディレクターは「今後10年間で日本を含むアジアに25億ドルの投資を行う」と計画を明らかにした。
オリオンの船内はカラフルな織物や明るい木材を多用した北欧風の意匠で統一され、全客室プライベートベランダ付き。サウナとアイスルームを備えた北欧式スパをはじめ、フリーシーティングのメインダイニング「ザ・レストラン」、船首上部の「エクスプローラー・ラウンジ」など多様なダイニングやバーがあり、「ウインターガーデン」(写真)では生演奏とともにアフタヌーンティーが楽しめる。
今秋から姉妹船「バイキング・エデン」による日本発着クルーズを行う。25年も14コースを実施予定で、これらのクルーズでは日本語対応や和食も提供。児島ディレクターは「日本市場へ本格参入する」と意欲を示している。
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