2024年5月6日 12:00 AM
鳥取県は弥生時代の自然景観や暮らしに触れ、弥生の美を鑑賞できる青谷かみじち史跡公園を開園した。体験学習室などを備えたガイダンス棟と重要文化財棟の2棟から成る。
史跡の南側にある自然景観体感地区には、弥生時代の湿地や水田、畑、高床倉庫を発掘調査による研究に基づいて再現した。ガイダンス棟では、青谷の里巡りをテーマに、弥生時代の青谷上寺地遺跡とその世界観を表現。目玉は21年に公開して話題を集めた青谷弥生人の復顔模型で、2体目となる復顔像も新たに公開されている。手で触れて楽しめる展示やイベントに活用できる多目的デッキもある。
重要文化財棟(有料)には、19年に国の重要文化財に指定された青谷上寺地遺跡の出土品など1353点を収蔵・展示している。出土品の美しさを引き出す弥生の美術館をテーマとした展示空間にこだわった。
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