2024年3月11日 12:00 AM
電通の調べによると23年の日本の総広告費は7兆3167億円(前年比3.0%増)となり、1947年の推定開始以来、前年に続き過去最高を更新した。コロナ禍が明けるにつれ、上半期はリアルイベントの開催数増加や国内外の観光・旅行の活性化などにより回復した。下半期は猛暑や中東問題の影響を受けたものの、交通・レジャー分野などを中心に広告需要が高まった。
レジャー・サービス分野の広告費は、マスコミ4媒体(新聞、雑誌、ラジオ、地上波テレビ)の合計で1486億3000万円となり、前年比16.8%増。業種別で最も高い伸びを示した。
いずれの媒体でも前年を上回ったが、新聞で14.9%増、地上波テレビでの19.0%増は、ともに業種別で最も高い伸び。雑誌は20.6%増で第2位。ラジオは5.7%増で11番目だった。
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