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渋谷区で公共トイレ巡るツアー 映画化で一躍注目

2024年3月4日 12:00 AM

透明な代々木深町小公園トイレは建築家の坂茂氏がデザイン

 渋谷区観光協会は、世界で活躍する16人のクリエイターによって生まれ変わった区内17の個性豊かな公共トイレ「THE TOKYO TOILET」を巡るシャトルツアーを開始した。

 THE TOKYO TOILETプロジェクトは多様性を受け入れる社会の実現を目的に、年齢・性別を問わず誰もが快適に使用できる公共トイレを設置したもの。デザイン性はもちろん、日本の公共トイレの社会的意義を再定義して世界から注目を集めている。ヴィム・ヴェンダース監督作品で役所広司主演の映画「PERFECT DAYS」の主な舞台にもなった。このトイレを、渋谷でしか体験できない新たな観光資源として活用する。

 シェアリングエコノミー事業などを展開するニアミーと共同で行う。オンデマンドタクシーを活用し、無駄のない移動・交通手段で周遊できることも売り。毎週木・土曜の運行。8~17カ所のトイレを体験できる全3コース。

【あわせて読みたい】『PERFECT DAYS』 日本を考える1つのポイントに[1]

Endnotes:
  1. 『PERFECT DAYS』 日本を考える1つのポイントに: https://www.tjnet.co.jp/2024/01/29/%e3%80%8eperfect-days%e3%80%8f%e3%80%80%e6%97%a5%e6%9c%ac%e3%82%92%e8%80%83%e3%81%88%e3%82%8b1%e3%81%a4%e3%81%ae%e3%83%9d%e3%82%a4%e3%83%b3%e3%83%88%e3%81%ab/