2024年3月4日 12:00 AM
法務省の出入国管理統計によると、旅客数上位7空港の11月の利用実績は、羽田・成田・福岡の3空港が外国人入国者数でコロナ禍前の19年同月を上回った。そのうち福岡は78.0%増と伸び率で群を抜き、7カ月連続のプラス成長。次いで羽田が26.2%増で8カ月連続プラスとなり、いずれもコロナ禍からの確実な回復を印象付けた。
成田は1.3%増で2カ月連続のコロナ前超え。一方、10月にプラスに転じた関西は0.8%減となった。回復が遅れている中部はコロナ前の6割まで戻った。
日本人出国者はいずれの空港もコロナ前を下回る状況が続いているが、緩やかな回復が見られる。10月に約60%落ち込んでいた新千歳は42.6%減、中部は54.4%減にマイナス幅を縮小した。
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