2023年12月25日 12:00 AM
法務省の出入国管理統計によると、旅客数上位7空港の9月の利用実績で、新千歳・羽田・福岡の3空港が外国人入国者数でコロナ禍前の19年同月を上回った。新千歳がコロナ前水準を上回るのは初めてとなり、3.0%の伸び。
羽田は6カ月連続のコロナ前超えで24.2%増。福岡は5カ月連続で、75.2%増と8月から約12ポイントも上昇した。そのほか、成田と関西は約1%減とほぼ同水準まで回復している。
日本人出国者は7空港すべてがコロナ前を下回っているが、新千歳と那覇がマイナス幅をそれまでの60%台から50%台に縮小した。最も回復が進んでいるのは羽田で14.4%減。同じ首都圏空港でも成田は54.4%減のため、ビジネス需要の回復が先行しているとみられる。
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