2023年12月3日 12:00 AM
見れば見るほど疑問が生じてしまう……。滞在型商品の成約が3カ月ゼロだったとして話題に上った群馬県のリトリート旅。集客導線の入り口となる特集ページと予約ページに何度か目を通したうえでの率直な感想が冒頭です。ただ、テーマ設定も滞在時間の拡大を促すのも、群馬県に限らず多くの自治体が模索していること。他山の石になるのではないかと、消費者がなぜ購入するに至らなかったのか、いくつかの視点から検証を試みました。県は見直しを図っているといい、今後の朗報に期待します。
【特集】
*検証リトリート旅
群馬県の滞在商品はなぜ成約ゼロだったのか
リトリートの聖地を目指す群馬県が打ち出した3泊4日の旅行商品の売れ行きが思わしくない。7月の発売以降、3カ月間の成約はゼロ。知事が反省の弁を述べるに至り、商品戦略の見直しが避けられない状況だ。その要因を客観的視点で捉え、観光産業が目指す滞在型商品の鍵を学びたい。
▽リトリートぐんま商品化の裏側
▽商品への視点
髙橋伸佳(JTB総合研究所ヘルスツーリズム研究所ファウンダー/芸術文化観光専門職大学准教授)
高橋敦司(ジェイアール東日本企画常務取締役チーフ・デジタル・オフィサー)
木下斉(エリア・イノベーション・アライアンス代表理事)
誌上採録
*インバウンドサミット2023
チャンスはなにか?
注目のニュース
旅行大手の談合に憤怒とため息
対面会議増え、ホテル料金は上昇
購買の鍵は生成AIやサステナブル
福岡、外国人客19年比6割増
誌上セミナー
*海外の観光地域づくり
『イスラエルと観光』
コラム
*視座 永山久徳(下電ホテルグループ代表)
*SCRAP ニュースに見る海外の旅行ビジネストレンド
*シン・交通サービス論 成定竜一(高速バスマーケティング研究所代表)
*トラブル処方箋 小池修司弁護士がアドバイス
*山田静のツレヅレナルママニ
*ビジネスパーソンの日々雑感 鎌田由美子
Copyright © TRAVEL JOURNAL, INC. ALL RIGHTS RESERVED.