2023年9月17日 12:00 AM
欧州では6~11月の地中海旅行の計画は前年比10%減少。少しでも暑さを避けるためにチェコやデンマーク、アイルランドへの関心が高まっているといいます。また、酷暑を避けて4~5月、9~10月に旅行時期がシフトしているとの報道もあります。日本でも連日の酷暑を経験すると旅行者も行動変容を余儀なくされ、これまでの旅のマーケティングを見直さざるを得なくなる可能性を感じます。真夏の旅にはご用心。世界各地の異変を直視しながら地球沸騰化時代の旅について考えました。
【特集】
*地球沸騰化時代
真夏の旅にはご用心
地球温暖化の時代は終わり、地球沸騰化の時代が到来した--。今年7月が観測史上最も暑い月となる可能性が極めて高いとの発表を受け、国連のアントニオ・グテーレス事務総長が発した警告は衝撃的だ。そして、記録的な酷暑の影響はすでに世界中の旅行者の行動にも変化をもたらしている。
▽各地で起こる旅の異変
小林裕和(國學院大學観光まちづくり学部教授)
▽地球沸騰化時代の旅
荒木篤実(パクサヴィア創業パートナー)
黒須靖史(ステージアップ代表取締役)
鮫島卓(駒沢女子大学観光文化学類教授)
注目のニュース
愛知と別府がラーケーション導入
スキポールの発着枠制限、業界反発
特別な文化体験に今後の伸びしろ
6月の総旅行取扱額29%減
誌上セミナー
*JNTO発外客攻略のヒント
『伸びゆくフィリピン市場』
コラム
*視座 高橋敦司(ジェイアール東日本企画常務取締役チーフ・デジタル・オフィサー)
*ぶらっとまち歩き 以倉敬之(まいまい京都代表)
*宿泊ビジネスの灯 井門隆夫(國學院大學観光まちづくり学部教授)
*トラブル処方箋 小池修司弁護士がアドバイス
*3万フィートのおもてなし 中西克吉
*ビジネスパーソンの日々雑感 松浦賢太郎
統計・資料
*旅行業主要43社6月の取扱状況
*国・地域別訪日外国人客数
*渡航先別日本人訪問客数
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