2023年8月21日 12:00 AM
スマートフォンで予約して簡単に荷物を店舗やホテルなどで預かってもらうサービス「エクボクローク」が8月4日から、台北市内30店舗でスタートした。海外展開は初めて。25年までに500店舗で利用できるようにし、アプリから簡単に荷物を配送できるサービスの実現を目指す。
運営会社のecbo(エクボ)は17年のサービス開始以来、日本各地の主要駅周辺を中心に事業を展開し、拠点は現在、全国で1000カ所以上。コインロッカーが見つからない、空きがないといった場合でも、提携店舗等の空きスペースを活用し、バッグは1日当たり500円、スーツケースやベビーカーなどは800円と、コインロッカーと同等の料金で預かってもらえる。
エクボを利用する訪日客の中で台湾人は最も多く、数万人が利用している。また、多くの日本人が台湾を訪れる一方、コインロッカーの数が少ないことから、進出を決めた。市内の茶葉店、茶器店、文具店などでサービスを提供している。事業展開に当たっては、現地の総合旅行会社である三普旅遊集団とHIS台湾と提携した。
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