2023年7月24日 12:00 AM
ブランドUSAのクリストファー・トンプソンCEOがセールスミッションを率いてこのほど来日した。都内で会見した同氏は日本市場の回復の遅れを指摘したうえで、「それでも日本市場のてこ入れを弱めることはない」と断言し、日本への期待の大きさを強調した。
コロナ禍が沈静化しつつあるいまも、日本市場の回復はカナダやメキシコなど近隣各国に比べて遅れが目立つという。また円安傾向にある為替の動向は旅行者の足を遠のかせる要因となっている。しかし、トンプソンCEOは「忍耐強くこれまでと同様に日本市場にコミットメントしていく」とした。
米国側の期待の高さは、過去最多となったミッションにも反映されている。早瀬陽一日本地区ディレクターは「コロナ禍前を含むこれまでのミッションは15団体前後だったが、今回は36団体が参加しており、日本をいかに重視しているかが分かる」と説明した。
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