2023年7月9日 12:00 AM
つい先日まで閑散としていたことがうそのように、空港がにぎわいを取り戻しています。
しかし、人手不足の影響はここにも影を落とし、増便を積極的に受け入れることができない状況にある空港も。夏のピークシーズンに果たして期待されるだけの旅行需要獲得が実現できるのか、不透明感が増しています。
空港地上職を巡る人手不足の問題解決策は業界構造の見直しをも迫るもの。一朝一夕にはいかずとも、日本と世界を結び付ける仕事に期待を抱かせる明るい未来が待っていることを願います。
【特集】
*増便阻む空港の人手不足
抜本的改革の契機へ
空港で働く地上職員の不足が深刻な状況に陥っている。グランドハンドリングや保安検査の要員がコロナ渦中に大幅に減少し、現在も約2割少ないままだ。インバウンドの急回復に伴う国際線の増便計画に支障を来し、人員確保が急を要する問題として浮上している。
▽飛ばしたくても飛ばせない
▽労使交渉の現場から
酒井雄介(航空連合事務局長)
▽構造改革への視点
戸崎肇(桜美林大学ビジネスマネジメント学群教授)
▽国際情勢
誌上採録
*コロナで変わるおもてなし
西川丈次氏(おもてなし経営研究所所長/観光ビジネスコンサルタンツ代表取締役)
注目のニュース
水際終了の5月、出国者の回復47%
福島原発、募集型企画旅行受け入れ
地域交通の再構築へ改正法施行
羽田・福岡、19年比9割
誌上セミナー
*海外の観光地域づくり
『DMOと学術分野の協力』
コラム
*視座 永山久徳(下電ホテルグループ代表)
*SCRAP ニュースに見る海外の旅行ビジネストレンド
*シン・交通サービス論 成定竜一(高速バスマーケティング研究所代表)
*トラブル処方箋 小池修司弁護士がアドバイス
*山田静のツレヅレナルママニ
*ビジネスパーソンの日々雑感 鎌田由美子
統計・資料
*旅行業主要43社 22年度取扱状況
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