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空港の課題解決へ羽田に研究拠点 未来を見据えた機能開発

2023年6月19日 12:00 AM

羽田イノベーションシティ。ここで未来の空港に関する研究が進められる

 日本空港ビルデングは24年1月、空港の課題解決に異業種連携で取り組む研究開発拠点を羽田イノベーションシティに開設する。「Terminal.0 HANEDA」(ターミナル・ゼロ・ハネダ)と名付け、業界や業種を超えたオープンイノベーションに向けて共同で研究・開発を行う企業・団体等を募集する。

 「人のこころを動かすために、空港ができることのすべて」をテーマに掲げる。既存機能の向上では、保安検査場の不安感や混雑などのストレス軽減、先端ロボットの活用等に取り組む。未来を見据え、空飛ぶクルマの利活用や、宇宙産業が進展し移動の概念が変化した時代のターミナル機能の可能性などを研究・開発する。

 企業間連携の活性化を促すため、拠点は参画企業が日常的に利用できるコワーキングスペースとする。

【あわせて読みたい】羽田空港、新たな価値創造へ新事業 保税アートオークション誘致 地域産品の販売支援も[1] 空港業務、賃上げや契約見直しへ 人手不足対策で国交省案 やりがい搾取の改善指摘[2]

Endnotes:
  1. 羽田空港、新たな価値創造へ新事業 保税アートオークション誘致 地域産品の販売支援も: https://www.tjnet.co.jp/2022/04/11/%e7%be%bd%e7%94%b0%e7%a9%ba%e6%b8%af%e3%80%81%e6%96%b0%e3%81%9f%e3%81%aa%e4%be%a1%e5%80%a4%e5%89%b5%e9%80%a0%e3%81%b8%e6%96%b0%e4%ba%8b%e6%a5%ad%e3%80%80%e4%bf%9d%e7%a8%8e%e3%82%a2%e3%83%bc%e3%83%88/
  2. 空港業務、賃上げや契約見直しへ 人手不足対策で国交省案 やりがい搾取の改善指摘: https://www.tjnet.co.jp/2023/06/12/%e7%a9%ba%e6%b8%af%e6%a5%ad%e5%8b%99%e3%80%81%e8%b3%83%e4%b8%8a%e3%81%92%e3%82%84%e5%a5%91%e7%b4%84%e8%a6%8b%e7%9b%b4%e3%81%97%e3%81%b8%e3%80%80%e4%ba%ba%e6%89%8b%e4%b8%8d%e8%b6%b3%e5%af%be%e7%ad%96/