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テーマパークの値上げ相次ぐ TDB調査 電気代高騰で 消費者動向に影響も

2023年4月3日 12:00 AM

 帝国データバンク(TDB)によると、人件費や電気代、各種物価の高騰を受け、テーマパークで値上げが相次いでいる。お出かけ情報サイトを運営するアクトインディの調査では、日用品や食品の値上がりによって約8割が「お出かけに影響がある」と回答しており、チケット代の値上げがテーマパークの集客に一定の影響を及ぼす可能性があると見ている。

 主要な遊園地、水族館、動物園など190のテーマパークにおける22年と23年の4月時点の販売価格調査で、70施設(36.8%)で値上げが判明した。このうち入場チケットの値上げが62施設、別途購入が必要な乗り放題パスなどの値上げが8施設だった。チケットの値上げは見送ったものの、駐車場代や飲食サービスを値上げした施設もあった。

 値上げの理由が判明した38施設のうち、最多の要因は光熱費の上昇で7割を占めた。特に大規模な施設では電気代高騰の影響が大きく、値上げに踏み切らざるを得なかったところが多い。コロナ下で臨時休館や集客制限などを余儀なくされてきたテーマパークにとって、収益力が弱まっていたなかでのコスト増が大きな重荷となっている。