2023年4月2日 12:00 AM
コロナ後の観光立国像をどのように描くのか--。そのような観点からも注目された新観光立国推進基本計画がまとまりました。
「持続可能な観光」をキーワードに、数的な目標を中心に構成されたこれまでの計画を改め、質の向上や人数に依存しない指標を中心に観光政策の新たな方向性を打ち出しています。
特集では初代観光庁長官を務めた本保芳明さんをはじめ識者の皆さんに新計画を読み込んでいただきましたが、多くの愛ある注文が付きました。
観光立国ニッポンへ新たな挑戦が始まります。
【特集】
*量から質への大転換
新観光立国推進基本計画の検証
第4次となる観光立国推進基本計画案がまとまった。コロナ禍による市場および社会の環境変化や以前からの課題を踏まえ、新たな観光立国像を描いたもので、持続可能な形で観光ニッポンの復活を目指す。キーワードは「持続可能な観光」「消費額拡大」「地方誘客促進」だ。
▽基本計画が掲げる新たな目標
▽新基本計画への視点
本保芳明(国連世界観光機関〔UNWTO〕駐日事務所代表)
吉村久夫(帝京大学経済学部教授)
高橋敦司(ジェイアール東日本企画常務取締役チーフ・デジタル・オフィサー)
論文
*原子力災害被災地のミュージアムと教育旅行の可能性【1】
鮫島卓(駒沢女子大学観光文化学類教授)
注目のニュース
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*中国市場のトレンド先取り深掘り
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コラム
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