2023年3月27日 12:00 AM
全日本ホテル連盟(ANHA)に加盟する117ホテルの2月の平均客室利用率は、前年同月を19.2ポイント上回る75.3%となった(速報値)。全国10地域中8地域がプラス成長で、うち7地域が2桁増。全国旅行支援や訪日需要、受験生の宿泊需要が押し上げ要因となっている。
利用率が最も高かった地域は関東で、23.3ポイント増の79.3 %。東京都が28.5ポイント増えて82.4%に達した影響が大きい。北陸(76.1%)、近畿(75.8%)と続き、これら3地域は20ポイント以上の伸びとなった。ANHA によると、東京、大阪、福岡は韓国や香港など訪日客の利用が多く、客室平均単価の上昇につながっている。
利用率が減少した中国と四国は回答数が極端に少なかったことによる影響。
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