Travel Journal Online

主要7空港の10月利用実績、韓国・台湾客の増加で回復 日本人客との差拡大

2023年2月6日 12:00 AM

 法務省の出入国管理統計によると、旅客数上位7空港の22年10月の利用動向は、水際対策の大幅な緩和に伴い、全空港で外国人入国者が前年同月から急増した。韓国や台湾がけん引役となった。日本人出国者も増えているが、伸び率はインバウンドに及ばない。

 韓国からの入国者が7空港合計で33.7倍の13万3897人となった。特に韓国線が充実している福岡と関西がその恩恵を受け、関西は外国人入国者で羽田を上回った。一方、新千歳は外国人入国者の7割近くを台湾が占めた。渡航制限が続く中国は7空港で2万6821人にとどまり、韓国、台湾、香港を下回った。

 日本人出国者数は、ビジネス利用の多い羽田のみ外国人入国者数を上回ったが、6空港は外国人に及ばず乖離が大きい。

【あわせて読みたい】主要空港の9月実績、韓国市場拡大で底上げ 那覇は再びゼロ[1]

Endnotes:
  1. 主要空港の9月実績、韓国市場拡大で底上げ 那覇は再びゼロ: https://www.tjnet.co.jp/2023/01/02/%e4%b8%bb%e8%a6%81%e7%a9%ba%e6%b8%af%e3%81%ae9%e6%9c%88%e5%ae%9f%e7%b8%be%e3%80%81%e9%9f%93%e5%9b%bd%e5%b8%82%e5%a0%b4%e6%8b%a1%e5%a4%a7%e3%81%a7%e5%ba%95%e4%b8%8a%e3%81%92%e3%80%80%e9%82%a3%e8%a6%87/