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12月の客室利用率78.7% 3地域が80%超え 関東・近畿は訪日客が貢献

2023年1月30日 12:00 AM

 全日本ホテル連盟(ANHA)に加盟する122ホテルの12月の平均客室利用率は、前年同月比8.4ポイント増の78.7%となった(速報値)。全国旅行支援と訪日個人旅行解禁の相乗効果により、全国10地域のうち、関東、東海、近畿の3地域で80%を超えた。

 ANHAによると、特に関東と近畿は台湾や韓国からの訪日客が大きく貢献した。大阪市内では、外国人比率が50%を超えるホテルや利用率が12月の過去最高を記録したホテルもあるという。

 関東が83.4%と最も高く、なかでも東京都は85.3%に上った。一方、大阪府は77.3%で近畿全体の80.1%を下回った。四国はわずか1桁台だが、調査対象数が少なく、回答が得られたホテルの固有の事情による面が大きいとみられる。

【あわせて読みたい】11月の客室利用率78.6% 関東・北陸80%超え 北海道は低調[1]

Endnotes:
  1. 11月の客室利用率78.6% 関東・北陸80%超え 北海道は低調: https://www.tjnet.co.jp/2022/12/19/11%e6%9c%88%e3%81%ae%e5%ae%a2%e5%ae%a4%e5%88%a9%e7%94%a8%e7%8e%8778-6%ef%bc%85%e3%80%80%e9%96%a2%e6%9d%b1%e3%83%bb%e5%8c%97%e9%99%b880%ef%bc%85%e8%b6%85%e3%81%88%e3%80%80%e5%8c%97%e6%b5%b7%e9%81%93/