2023年1月2日 12:00 AM
ヴァージン・オーストラリア航空(VA)は6月28日に羽田/ケアンズ線をデイリーで開設し、日本に就航する。同社は当初、20年3月から羽田/ブリスベン線を開設予定だったが、コロナ禍により経営破綻に追い込まれて計画は頓挫。その後、経営再建を果たし、発着空港をケアンズに変更して今回の日本乗り入れにこぎ着けた。
フライトスケジュールは羽田発21:45/ケアンズ着翌6:15、ケアンズ発13:15/羽田着20:00で、全日空(NH)とのコードシェア便となる。使用機材はB737-8型機を予定している。
世界的にビジネス利用の航空需要が鈍化傾向にあるなか、同社は観光需要の回復を見込んで羽田/ケアンズ線を開設する。同社による運航が羽田とケアンズを結ぶ唯一の直行ルートとなる。
ケアンズへは現在、ジェットスター航空が成田と関西から運航している。ケアンズ観光局によると、コロナ禍前は日本から年間11万2000人が訪れており、ヴァージンが加わることで市場の回復促進に大きな期待を寄せている。
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