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エアトリ、新中長期戦略で取扱高5000億円へ 地方創生事業に着手

2022年12月19日 12:00 AM

 エアトリは、将来のグループ連結取扱高5000億円達成を目指す新中長期成長戦略を策定した。これを最速で達成するアクションプランとして、旅行事業を柱とした5つの既存事業に加え、地方創生事業を10月にスタート。観光テックと人材に関するHRテックを主軸にソリューションを提供していく。自治体や企業、観光施設との提携を推進し、交流人口の拡大にも取り組む。

 観光テックは、グループ会社のエヌズ・エンタープライズで「ニーズツアー」を運営している。航空券と宿泊にアクティビティーなど着地型商品を組み合わせた国内旅行パッケージをウェブで販売。自治体との観光協定や連携によるプロモーションを展開する。

 一方、HR事業は、飲食や小売り・サービス業を対象に業務の最適化や効率化を実現するシフト管理システムなどをサブスクリプションで提供する。

 22年9月期連結取扱高は前期の約1.6倍となる535億円。営業利益は30%減少したが約22億円を確保した。25~27年度にコロナ禍前の取扱高1500億円への回復と営業利益50億円を目指す。

【あわせて読みたい】エアトリ、通期黒字に転換 コスト削減が貢献 大規模マーケティング検討[1]

Endnotes:
  1. エアトリ、通期黒字に転換 コスト削減が貢献 大規模マーケティング検討: https://www.tjnet.co.jp/2021/12/13/%e3%82%a8%e3%82%a2%e3%83%88%e3%83%aa%e3%80%81%e9%80%9a%e6%9c%9f%e9%bb%92%e5%ad%97%e3%81%ab%e8%bb%a2%e6%8f%9b%e3%80%80%e3%82%b3%e3%82%b9%e3%83%88%e5%89%8a%e6%b8%9b%e3%81%8c%e8%b2%a2%e7%8c%ae%e3%80%80/