2022年12月12日 12:00 AM
日本百貨店協会がまとめた10月の訪日外国人客の来店動向によると、調査対象88店舗の総売上高は前年同月比335.2%増の約136億8000万円となった。10月11日から入国規制が大幅に緩和されたことを受けて、購買客数が約11倍の約7万人に拡大した。9月は約2万8000人だった。コロナ禍前の19年同月に比べると46.6%減まで改善した。
売上高の内訳は、一般物品が349.4%増の約123億3000万円、消耗品は237.6%増の約13億5000円。
ただし、1人当たり購買単価は61.7%減の約19万2000円でそれまでの30万円台から急減した。入国が商用などに限られていた時はまとめ買い需要で高止まりが続いていたが、一服したようだ。
【あわせて読みたい】9月の百貨店外客売上高3倍 19年比64%減 客数は4.5倍[1]
Copyright © TRAVEL JOURNAL, INC. ALL RIGHTS RESERVED.