2022年12月11日 12:00 AM
山田静さんがマネージャーを務める京町家旅館では、コロナ禍の低需要期には基本料金の7割の水準に価格を落とし、通常4割まで上がるピーク期も1割高で設定していたといいます。
ところがSNSを覗けば、宿泊施設に対する便乗値上げ批判のオンパレード。全国旅行支援開始とともに広がった宿泊料金値上げへの不満の声に嘆き節が聞こえてきます。
特集では需要の変動に応じた宿泊料金の引き上げがなぜ非難されるのか、世間から便乗値上げなどといわれないための防衛策について考えました。
【特集】
*値上げは「悪」なのか
旅行支援便乗といわれないために
全国旅行支援が10月11日にスタートして以降、一部の消費者からは宿泊料金の値上げに関する不満の声が上がっている。便乗値上げの指摘もあり、国土交通省や観光庁が対応に回っている。宿泊料金の値上げは「悪」なのか。宿泊料金の適正価格とはどのようなものなのか。
▽全国旅行支援で値上げ批判
▽料金はどう変動したのか
山田静(京町家楽遊マネージャー)
永山久徳(下電ホテルグループ代表)
▽便乗値上げといわれないために
清水泰志(ワイズエッジ代表取締役)
三浦雅生(弁護士)
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