2022年12月5日 12:00 AM
エクスペディア・グループは旅行者動向に関する独自調査を基に23年のグローバルな旅行トレンド予測を発表した。調査は日本を含む17カ国・地域の旅行者と業界専門家など約2万4000人に対して実施し、その結果とエクスペディアが保有する独自データを合わせて分析した。
それによると、23年の旅行には「万人向けのトレンド」はもはや存在せず、正解のない「ノーノーマル(No Normal)な年」になると予測した。
木村奈津子リテール日本統括ディレクターは、コロナ禍後のニューノーマルな旅行のあり方として、例えば大都会を避けて自然の中でキャンプを楽しむなど、いくつかのパターンが出現したことに言及。しかし、今回の調査でわかったのは、「ニューノーマルな型にはまった旅行ではなく、個々人がやりたい旅を自由にやるというノーノーマルがトレンドになるということだった」と説明した。
実質的には、トレンドの存在自体が否定される年になると予測している。
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