Travel Journal Online

関西空港、国際定期便1.9倍 水際対策緩和で急回復 韓国けん引

2022年10月31日 12:00 AM

 関西エアポートによると、冬期スケジュールが始まった10月30日から11月5日までの関西空港の国際旅客定期便の週間計画便数は327便となった。水際対策の大幅な緩和を受けて運航再開や増便が増えており、10月2~8日の実績(176便)に比べると、約1.9倍に増加する。

 14カ国・地域22都市に運航予定。冬期スケジュール期間中で便数がピークとなる3月上旬には466便に増えると想定。韓国線が210便とけん引し、19年冬期の91%まで回復する見通しだ。そのほか、東南アジアが95便(回復率48%)、台湾が69便(同51%)、香港が50便(40%)、ハワイが12便(43%)と想定する。ただ今後も新規乗り入れなどが増える可能性は高い。

 一方、中国は6便で、ゼロコロナ政策の影響で1%水準にとどまる見通し。

【あわせて読みたい】22年夏期の日本発航空座席数、20万席台に回復 ジップエアが5位浮上[1] 中部空港、LCCターミナルの国際線再開へ 2年7カ月ぶり 4社が利用[2]

Endnotes:
  1. 22年夏期の日本発航空座席数、20万席台に回復 ジップエアが5位浮上: https://www.tjnet.co.jp/2022/08/29/%e5%9b%bd%e9%9a%9b%e7%b7%9a%e5%ba%a7%e5%b8%ad%e4%be%9b%e7%b5%a6%e9%87%8f%e3%80%81%e5%a4%8f%e6%9c%9f%e3%81%af20%e4%b8%87%e5%b8%ad%e5%8f%b0%e3%81%ab%e5%9b%9e%e5%be%a9%e3%80%80%e6%9c%ac%e8%aa%8c%e8%aa%bf/
  2. 中部空港、LCCターミナルの国際線再開へ 2年7カ月ぶり 4社が利用: https://www.tjnet.co.jp/2022/10/24/%e4%b8%ad%e9%83%a8%e7%a9%ba%e6%b8%af%e3%80%81lcc%e3%82%bf%e3%83%bc%e3%83%9f%e3%83%8a%e3%83%ab%e3%81%ae%e5%9b%bd%e9%9a%9b%e7%b7%9a%e5%86%8d%e9%96%8b%e3%81%b8%e3%80%802%e5%b9%b47%e3%82%ab%e6%9c%88/