2022年10月24日 12:00 AM
日本百貨店協会がまとめた8月の訪日外国人客の来店動向によると、調査対象88店舗の総売上高は前年同月比176.0%増の約92億2000万円となった。5カ月連続のプラス成長。しかし、コロナ禍前の19年同月比は64.0%減で、売り上げ全体に占めるシェアは2.6%と厳しい商況は変わっていない。
購買客数は250.2%増の約2万7000人。1人当たり購買単価は21.2%減の約33万7000円と高い水準は維持しているが、減少傾向が続いている。
売上高の内訳は、服飾雑貨など一般物品が194.2%増の約84億4000万円。食料品など消耗品は65.1%増の約7億8000万円で2カ月連続のプラスとなった。消耗品のシェアは8.4%と依然としてわずかにとどまっている。
【あわせて読みたい】7月の百貨店外客売上高2.6倍 1店舗平均1億円台に回復[1]
Copyright © TRAVEL JOURNAL, INC. ALL RIGHTS RESERVED.