2022年10月23日 12:00 AM
クルーズが一躍世間の注目を浴びたきっかけは外国船社の日本発着クルーズでした。観光立国実現への期待から、運航開始を祝うレセプションに国土交通省関係者がかけ着けた姿が鮮明に思い出されます。
その後順調に成長していた市場はコロナ禍で一気に失われ、国際クルーズは水際対策が緩和された10月11日を迎えても準備が整わない状況。このままでは回復どころか大きく後戻りしやしないか。そんな懸念さえ抱きます。
クルーズに立ちはだかる壁とは。規制のほかにも向き合うべき課題があります。
【特集】
*クルーズに立ちはだかる壁
かつての成長取り戻せ
水際対策が緩和され、旅行業界にようやく光明が見えてきたなか、唯一取り残されているのがクルーズ旅行だ。政府はすべての港での国際線再開を明言し、一歩前進した。だが、実現にはまだ壁が立ちはだかる。再開が遅れれば、客船会社の日本離れや消費者のクルーズ離れが加速する懸念もある。
▽立ちはだかる壁と再開への動き
▽顧客離れ抑止への視点
松浦賢太郎(クルーズのゆたか倶楽部代表取締役)
▽世界との乖離
糸川雄介(シルバーシー・クルーズ日本・韓国支社長/日本国際クルーズ協議会副会長)
▽自治体の視点
下地芳郎(沖縄観光コンベンションビューロー会長)
誌上採録
*ガストロノミーツーリズム国内フォーラム
情報共有の場が地域の食レベル上げる
岩佐十良氏(自遊人代表取締役)
注目のニュース
年度内に観光立国推進基本計画
規制緩和で自治体の外客誘致強化
ワーケーション先でアイデアソン
9月の客室利用率71.2%
誌上セミナー
*今日からできる120%予算達成術
『食と人で地域観光を創る』
コラム
*視座 荒木篤実(パクサヴィア創業パートナー)
*観光学の扉 鮫島卓
*黒須靖史のミステリーショッパー
*三浦雅生弁護士が答えるよろず相談
*山田静のツレヅレナルママニ
*ビジネスパーソンの日々雑感 板村康
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