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KNT-CT、第1四半期で3年ぶり黒字 国内旅行やBPO事業拡大

2022年8月22日 12:00 AM

 KNT-CTホールディングスの23年3月期第1四半期(22年4~6月)連結決算は、純利益11億7700万円を計上し、第1四半期として3年ぶりの黒字転換を果たした。前年同期は64億4200万円の赤字だった。

 3月にまん延防止等重点措置が解除されて行動制限がなくなり、旅行需要は回復傾向にあるものの、旅行の各分野でコロナ前の水準には戻っていない。そうしたなか、国内旅行は修学旅行など各種団体旅行の催行に努め、県民割など助成金を活用したツアーの販売拡大に取り組んだ。海外旅行は5月からツアー販売を再開。新たな事業領域として、自治体等のBPO事業を拡大した。

 これらの結果、売上高は225.5%増の521億9900万円となり、営業損益は7億3500万円の黒字に転換(前年同期は74億3100万円の赤字)。経常損益も10億7400万円の黒字となった(同60億2200万円の赤字)。四半期の営業利益ベースでは、22年3月期第3四半期(21年10~12月)から3期連続で黒字を果たしたことになる。

【あわせて読みたい】KNT-CT、6割増収で赤字縮小 今期の黒字化予想 非旅行業を強化[1]

Endnotes:
  1. KNT-CT、6割増収で赤字縮小 今期の黒字化予想 非旅行業を強化: https://www.tjnet.co.jp/2022/05/23/knt-ct%e3%80%816%e5%89%b2%e5%a2%97%e5%8f%8e%e3%81%a7%e8%b5%a4%e5%ad%97%e7%b8%ae%e5%b0%8f%e3%80%80%e4%bb%8a%e6%9c%9f%e3%81%ae%e9%bb%92%e5%ad%97%e5%8c%96%e4%ba%88%e6%83%b3%e3%80%80%e9%9d%9e%e6%97%85/