2022年7月24日 12:00 AM
観光競争力ランキングで初の1位となった日本。その理由をインフラの充実や豊富な観光資源と片付けてしまうのは、木を見て森を見ずです。
本誌はこの調査を世界の物差しと捉えて注視してきましたが、4回目を数える特集で着目したのは評価項目の大幅見直しとその意図。
クニエ平林潤氏の分析・解説、全5分野17項目112指標のランキング一覧は必見です。
UNWTO駐日事務所の本保芳明代表は今後に向けて、国民に寄り添った新たな指標を日本が構築して世界に示すという斬新な提案をしています。
【特集】
*世界1位の観光競争力
変化する世界の物差しと評価
世界経済フォーラム(WEF)の旅行・観光競争力ランキングで、日本が世界117カ国・地域の中で初の首位に立った。上位常連国の欧米を抑えて堂々のトップ。評価方法の見直しによるインパクトが大きく、観光に対する評価の物差しの変化が見えてきた。
▽何が日本を押し上げたのか
平林潤(クニエ ディレクター)
▽日本の観光開発指数ランキング一覧
▽評価を読み解く
中井治郎(観光社会学者)
本保芳明(国連世界観光機関〔UNWTO〕駐日事務所代表)
論文
*イノベーション普及理論からみたLGBTツーリズムの浸透【3】
中嶋真美(玉川大学文学部教授)
注目のニュース
観光財源確保へ新税導入の動き
海外旅行の回復、夏もスローペース
持続可能な観光へ初の意識調査
6月の客室利用率66.3%
誌上セミナー
*今日からできる120%予算達成術
『出逢う前に心をつかむ行動価値』
コラム
*視座 荒木篤実(パクサヴィア創業パートナー)
*観光学の扉 鮫島卓
*黒須靖史のミステリーショッパー
*三浦雅生弁護士が答えるよろず相談
*山田静のツレヅレナルママニ
*ビジネスパーソンの日々雑感 板村康
Copyright © TRAVEL JOURNAL, INC. ALL RIGHTS RESERVED.