属性別販売でホテルの価値上昇 好みの部屋なら支出増

2022.07.18 00:00

 属性に基づく客室販売はホテルの価値や顧客満足度を高める可能性が高い。米国の旅行者約1000人を対象とした調査でこんな傾向が明らかになった。

 調査はプロパティーマネジメントプロバイダーのステインタッチらが行った。回答者の63%が属性に基づく販売が価値をもたらすと感じており、59%が顧客の特性などに応じてカスタマイズされた客室は販売効果があると回答した。また半数以上が客室の価格に理解を深め、予約に便利だとしている。1泊当たり250ドル以上支払う旅行者の63%と151ドル以上250ドル未満の旅行者の48%は、好みの部屋にもっとお金を支出するとの意向を示した。

 ステインタッチのマイケル・ヘフリン最高収益責任者は調査結果について、「属性ベースの販売は少なくとも10年にわたってホテル業界の経営者の議題になっているが、旅行者の嗜好と決定的に結び付いている」と述べている。

 属性に基づく販売は航空業界で始まった価格戦略で、近年はホテル経営者の間で注目を集めている。客室からの景色やベッドのサイズなど、希望する客室の特徴を指定できるようにすることで、増収の源泉になるとみられている。


この記事は米フォーカスライト運営のニュースサイト「フォーカスワイヤー」を基にフォーカスライトの牛場春夫日本代表が執筆したものです。参考記事(英文)はこちら。
「ATTRIBUTE-BASED SHOPPING BOOSTS VALUE FOR HOTEL GUESTS」

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