2022年7月17日 12:00 AM
「紋別タッチを取り上げないの?」。特集は大阪国際大学教授の杉山維彦さんからいただいた1本の電話がきっかけとなりました。
羽田発10:45、紋別着12:30のANA便に乗り、紋別発13:10の同じ飛行機で羽田に戻る。この知る人ぞ知る紋別タッチを何度も繰り返す人が増えているというのですから、私のような一般人には理解できない世界です。
しかし、そこには地域の仕掛けもありました。
杉山さん自身、紋別タッチ歴28回というつわもの。原稿からはマニアの心理が透けて見えてきます。
【特集】
*マニアのハートのつかみ方
ついついほれ込む顧客対応
羽田発紋別行きのANA便に乗り、同じ飛行機で羽田に戻る紋別タッチが話題だ。多くはマイレージを稼ぐ目的の航空マニアだが、地域側の仕掛けも奏功し、路線維持や地域との交流、現地への滞在など思わぬ波及効果が生まれている。マニアの行動心理を捉えたマーケティングはツーリズムのさまざまな局面でも応用できそうだ。
▽紋別タッチの戦略に学ぶ
杉山維彦(大阪国際大学短期大学部ライフデザイン学科教授)
▽鉄道マニアのハートをつかむ
崎本武志(江戸川大学社会学部教授)
▽マニアのハートをつかむために
西川丈次(観光ビジネスコンサルタンツ代表取締役社長)
高橋敦司(ジェイアール東日本企画常務取締役チーフ・デジタル・オフィサー)
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コラム
*視座 高橋敦司(ジェイアール東日本企画常務取締役チーフ・デジタル・オフィサー)
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統計・資料
*旅行業主要43社4月の取扱状況
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