2022年7月3日 12:00 AM
「うさぎ追いしかの山、こぶな釣りしかの川」。
唱歌「ふるさと」にうたわれる世界がコロナで閉塞した人々の心を引き付けているというのはうなずけます。
観光庁が推進する第2のふるさとづくりプロジェクトもそんな潮流を捉え「何度も地域に通う旅、帰る旅」の創出を図ります。
春には19地域のモデル実証事業も採択されました。
一方で木下斉さんは一見さんで回していた地域の観光に従来と全く異なる視点と投資が必要と指摘します。
特集で観光版ファンマーケティングについて考えました。
【特集】
*第2のふるさとづくり
地域に帰るファンマーケティング
観光庁の第2のふるさとづくりプロジェクトのモデル実証がスタートしている。プロジェクトの目的は国内観光の新しい需要として「何度も地域に通う旅、帰る旅」を創出し、交流・関係人口の拡大を図ること。旅行目的地を疑似ふるさと化することで、来訪者を多頻度かつ安定的なリピーターに育てようという試みだ。
▽プロジェクトの現状と実証事業
▽第2のふるさとづくりのヒント
木下斉(エリア・イノベーション・アライアンス代表理事)
井門隆夫(國學院大學観光まちづくり学部教授)
高橋敦司(ジェイアール東日本企画常務取締役チーフ・デジタル・オフィサー)
論文
*イノベーション普及理論からみたLGBTツーリズムの浸透【1】
中嶋真美(玉川大学文学部教授)
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