2022年5月16日 12:00 AM
観光庁がまとめた2月の主要旅行業者45社の総取扱額は前年同月比88.0%増の793億3598万円となった。国内、海外、訪日の3旅行分野のいずれもプラス。水際対策の継続で海外は募集型企画旅行が催行に至らずゼロだったが、手配旅行などの需要を摘み取り、112.5%増となった。ただし、コロナ禍前の19年との比較では、海外・訪日が約96%減と取り扱いがほぼ失われた状況のままで、国内(63.4%減)を含めた総取扱額も78.5%減だった。
企業別では、41社が前年同月比プラス。19年比では全社がマイナスで、うち30社が80%以上の落ち込み。一方、ジェイアール東海ツアーズが64.4%減、名鉄観光サービスが63.1%減と、鉄道会社系列は相対的に減少率が小さかった。
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