主要7空港の1月実績、外国人入国者が軒並み減少 日本人出国者は大幅増
2022.05.09 00:00
法務省の出入国管理統計によると、旅客数で上位7空港の1月の利用動向は、水際対策強化の影響で外国人入国者数が軒並み減少した。オミクロン株の感染拡大により、昨年11月末からの新規入国停止措置が続いたため。成田、中部、関西が前年同月比約50~70%減となり、国際定期便が再開されていない新千歳と那覇はゼロ。羽田は唯一プラスだが、コロナ流行前の20年同月に比べると98.0%減となっている。
一方、日本人出国者は利用がなかった那覇を除く全空港で前年同月を上回った。首都圏2空港が5割程度伸び、中部や福岡も増加率が高かった。
外国人入国者を国籍別に見ると、主要4市場のうち中国が5空港計で74.6%減の3063人と落ち込みが目立った。
【あわせて読みたい】主要空港の12月利用実績 6空港で日本人出国者増加 外国人入国者は軒並み減少
カテゴリ#観光統計#新着記事
週刊トラベルジャーナル最新号
アクセスランキング
Ranking
-
<PR>沖縄の修学旅行の新たな素材発見 探究学習やSDGsプログラム体験で
-
上越市、市民と訪日客のコミュニケーション支援 アプリで実証実験
-
自家用車での客送迎、規制を大幅緩和 立ち寄り先など拡大 ガイド業務でも解禁
-
DAOってなんだ? 分散型自律組織が変える地域づくり
-
2月の平均客室利用率80% ANHA調査 インバウンド好調で東京90%
-
『トルコ現代史』 存在感増す背景に帝国600年の貫禄
-
生徒がつくる教育旅行で日本を変革 「地域みらい旅」全国展開へ 東大阪市を皮切りに
-
東海初、ホテルに無人決済売店 省人化で人手不足に対応 早朝・深夜営業可能に
-
HIS、通期純利益60億円の予想 第1四半期の好調受け上方修正
-
デルタ航空、海外旅行未経験者の開拓強化 供給量増強で体制充実