2022年4月18日 12:00 AM
全日本ホテル連盟(ANHA)に加盟する121ホテルの3月の平均客室利用率(速報値)は60.9%で、前年同月から10.3ポイント上昇した。2月の実績値と比べても4.8ポイント増。全都道府県でまん延防止等重点措置が解除され、3連休以降、稼働が上昇した。
ANHAによると、利用目的は新入社員研修や留学生の滞在、卒業旅行、高校野球大会に係る宿泊など、地域によってさまざまだという。4月から地域ブロック割の設定もあり、「期待が持てる」としている。
ただ、地域別に見ると、全国10地域のうち増加したのは関東・北陸・近畿の3地域のみ。北陸の73.7%を筆頭に近畿と関東が60%台に回復し、全体の底上げにつながったようだ。
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