2022年4月10日 12:00 AM
にわかに高まってきた人手不足の声。大手企業に現状を尋ねたところではまだ顕在化していない様子ですが、旅行者に接するガイドや添乗など現場でむしろ危機感が募っています。
外国語を話せて目配りや気配りができる人材は他産業で引く手あまた。同じ問題を抱える中国では、外国語対応力を求めるオンラインのエンターテインメント業界が観光業界の競争相手になっているといいます。
人材獲得に当たり、福祉系学部からの採用も一考という神奈川大学の島川崇教授の提案は新しい視点です。
【特集】
*人手不足を乗り越える
課題克服と未来への変革
観光産業で働き手の確保が不安視されている。コロナ禍で旅行需要が急減し、現状ではいまだ需要が少なすぎて問題が顕在化せず、企業に先を見越した人材確保の余力もない。ただ、一部で他産業への流出が進んでおり、需要回復過程での人手不足への懸念が高まっている。
▽受け入れ現場に危機感
▽通訳ガイドの現状と今後
橋本直明(トラベリエンス代表取締役社長)
▽人材獲得の要所
茂木洋之(リクルートワークス研究所研究員)
▽次世代の採用と育成
島川崇(神奈川大学国際日本学部教授/日本国際観光学会会長)
▽人手不足を補うIT指南
荒木篤実(パクサヴィア創業パートナー)
誌上採録
*日本のラグジュアリーとは何か
原研哉氏(日本デザインセンター代表取締役社長)
注目のニュース
プラ新法で大手ホテルの対応加速
持続可能な地域経営の手引き策定
有給休暇取得率、6年ぶり改善
6空港で日本人出国者増加
誌上セミナー
*海外の観光地域づくり
『ゲームを使って合意形成を理解』
コラム
*視座 永山久徳(下電ホテルグループ代表)
*SCRAP ニュースに見る海外の旅行ビジネストレンド
*観光経営の未来シナリオ 清水泰志(ワイズエッジ代表取締役)
*トラブル処方箋 小池修司弁護士がアドバイス
*山田静のツレヅレナルママニ
*ビジネスパーソンの日々雑感 鎌田由美子
Copyright © TRAVEL JOURNAL, INC. ALL RIGHTS RESERVED.