東急、外部ホテルと提携拡大 定額制プランで 13泊型も新投入
2022.04.04 00:00
東急は定額制回遊型住み替えサービス「TsugiTsugi(ツギツギ)」で、5月からグループ外のホテルと提携して宿泊対象施設数を大幅に拡大する。これまでで一番人気の高い30泊プランに加え、より気軽に利用できる13泊のライトプラン(11万円)も新設するなどラインナップを拡充する。
今回提携したのは、共立メンテナンスが運営するドーミーインや共立リゾートなどをはじめ、JR北海道ホテルズが運営するJRイン、ホテル日航ノースランド帯広、相鉄ホテルマネジメントが運営する相鉄フレッサインで、対象施設数は計96施設。これにより、東急グループが運営する全国17都道府県39施設で21年4月に開始した同定額制サービスは、37都道府県173施設で利用できるようになる。
利便性向上に向けた利用可能エリアの拡大を目的にチェーンホテルに打診し、提携を進めた。東急によると、小規模のローカルホテルから引き合いがあるといい、今後、47都道府県を網羅できるようにエリアや施設タイプの拡充を図る。
13泊のライトプランは、より気軽・身軽にとの要望に応えて新設したもので、お試し利用や自宅とホテルの多拠点生活などのニーズに対応する。既存の30泊プランなどと同じく、同伴者1人まで無料で利用できる。
【あわせて読みたい】東急、定額制住み替えサービス拡充 180泊の長期プラン新設 ANAと連携も 2021年7月26日号>東急の変革 事業戦略から探る新時代のキーワード
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